itonosaki・イトノサキ

漆工芸大下香仙工房

初代より120年間余り、
5代に渡って加賀蒔絵を作り続けてきた蒔絵工房。
漆で文様を描き金銀粉を蒔いて作るという
きめ細かく時間のかかる漆工芸の仕事を、
家族スタッフそれぞれの感性で作り続けています。

確かな技術で茶器・棗など伝統的な美術工芸品を作りつつ、
蒔絵を施したジュエリーなど、独特のセンスあふれる
美しいモノ作りを目指し現代の「蒔絵」を表現。
素敵な蒔絵師たちです。







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◆蒔絵とは

漆を使用して装飾する金の加飾技術

漆で模様を描き、漆が乾かないうちに金粉、銀粉、色粉などを蒔き付け、
立体感や豪華で贅沢なイメージを表現する世界的にも類を見ない
正に日本の伝統工芸の代表格。
古くは正倉院の宝物にも施されています。

江戸時代は大名道具として、
その後は日本独特の雅で華麗な美術品として、
多くの蒔絵が輸出され、海外でも高い評価を受けており、
平安の時代から長きにわたり確立してきた職人たちの技の結晶は、
美しく見飽きることがない。

平蒔絵 研出蒔絵 高蒔絵 肉合研出蒔絵 色粉蒔絵など
何種類もの技法があり、道具や趣向によって、
様々に意匠(デザイン)を考え施されていきます。




   

◆漆芸の作業工程例
 (平蒔絵の場合)


・置目 :漆表面に下絵を描くこと

・地塗り:文様を粉入り漆で描く

・粉蒔き:地塗りが落ち着いたあと
     平粉と呼ばれる金の細粉を真綿につけて蒔く

・粉固め:摺漆で塗り面を定着

・磨き

・上絵付け





和紙に描かれた下絵


金の細粉


蒔絵筆などの道具たち




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